3Dプリンタ

Creality K3発表、4ノズルで色替えを速くする

結論

Crealityは2026年10月13日、4本のノズルを切り替えて多色印刷する3DプリンターK3の予約を米国で始めました。価格は849ドルからで、日本での提供は発表文に記載がありません。

この記事の要点

Crealityは2026年10月13日、多色印刷向けの3DプリンターK3の予約受付を始めました。米国での価格は849ドルからで、特徴は4本のノズルを切り替えて使う独自方式「KliTek」です。ノズルの交換は約5秒とされています。日本での提供は、発表文に記載がありません。

何が発表されたか

Crealityは、K Seriesの上位機としてK3を発表しました。発表文によると、IFA Innovation Awards 2026のHonoree(受賞候補にあたる位置づけ)に選ばれています。

予約は米国で受け付けています。10月12日から11月30日までの期間は、849ドルで購入した人にHyper PLAフィラメント4巻が付き、Crealityの公式オンラインストアで注文すると送料が無料になります。欧州での提供は2026年12月の見込みです。

多色印刷の何が変わるか

一般的な多色印刷では、1本のノズルで色を替えるたびに前の色を押し出して捨てる必要があり、時間と材料がかかります。K3は4つのスプールの差し込み口と4本のノズルを備え、色ごとに別のノズルを使います。公式ブログによると、出荷時は4本とも0.4mmの硬化スチール製ノズルです。

Crealityは自社テストの結果として、次の数字を挙げています。いずれも結果は条件により異なるとされています。

項目 Crealityの説明
ノズル交換 約5秒
材料の切り替え 15秒未満
従来の単一ノズル方式との比較 印刷時間は最大80%短縮、材料の無駄は最大85%減
位置の繰り返し精度 80万回超のノズル交換で25μm未満

主な仕様

造形サイズは260×260×260mmです。印刷速度は最大500mm/s、加速度は20,000mm/s²、ホットエンドは300度、ヒートベッドは100度までです。標準で扱える素材はPLA、PETG、PET、PCTGで、エンジニアリング系や柔軟素材などは別売りのアクセサリーで対応します。

ノズルは0.2、0.4、0.6、0.8mmの径が用意されます。径の違うノズルを1回の印刷で混ぜて使うには、別売りのアクセサリーが必要です。この組み合わせの販売は発売後とされています。公式ブログのよくある質問では、キットに含まれる径の記述が箇所によって異なるため、構成は購入前に公式で確かめる必要があります。

半透明のフィラメントを重ねて色を混ぜるCMYK方式の印刷にも対応します。TPUは95Aが標準で使え、85Aから90Aなどのより柔らかい素材には別売りのキットが必要です。マルチノズル機能にはCreality Print 7.0以降が必要で、OrcaSlicerも使えるとされています。

日本での提供状況

発表文と公式ブログのどちらにも、日本での価格や発売時期の記載はありません。公式ブログで価格として示されているのは、予約開始前の時点で「900ドル未満」という見込みまでです。出荷日も、ブログには書かれていません。

日本の読者にとっては、国内の価格と発売時期を公式の続報で確かめる段階です。なお、上の速度や無駄の削減に関する数字はCrealityの社内テストによるもので、第三者の検証は今回確認した一次情報にありません。

一次ソース

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